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福岡生まれ福岡育ちでも、太宰府だったら何度観光しても楽しい - 『太宰府自慢』- フリーペーパー考

by kikoko


福岡市はよく、「観光資材がない」と言われます。近隣の地域と比べると確かに、どちらかと言うと商業都市的な色合いが濃いのが福岡市だと思います。


そんな市内に大学生になってから住み始めてかれこれ4年が経ったのですが、観光する場所が仮にあったとしても地元であればそんなに足を運ぶこともないのかなと思うわけです。


まあでも今回は福岡市内のことは一旦脇に置きます。ちゃんとそれなりに良いデートスポットも、食事処も、ストレス発散場所も、気を落ち着かせる場所も知ってます。大学生の暇さ加減を舐めてはいけません。


ところで、旅行、特に京都への旅行が大好きなぼくは、よく京都に行きます。
夜行バスを使えば往復8,000円で行けます。宿を考慮しても大した額にはなりません。事故は怖いですが…。


だからといってそんな毎週毎週旅には出られません。


たまには福岡県の観光スポットを巡ってもいいか、と思って大学一年生のときにフラっと出かけたのが太宰府天満宮でした。



太宰府天満宮に祀られているのは、菅原道真。勉強の神様で有名です。
毎年、初詣の時期になると、受験に合格しますようにと全国各地から参拝客が訪れるそう。大学二年生のときに大晦日の23時ごろから初詣のために太宰府天満宮に行ったことがありますが、死ぬほど人が並んでました。10年ぶりに小学校の駐車場に並ばされましたもの。結局3時間後、日付が変わって2時ごろにようやく参拝できて、そのままの足取りで臨時運行の電車に乗って天神に行き、24時間営業のジョイフルで爆睡しました。すげー寝た。



福岡に観光に来るひとたちの目的の大半は、屋台だったり先程の太宰府天満宮だったりが多いんじゃないかなと思います。たぶん正解です。
でも屋台は一回も入ったことがありません。敷居高すぎ。おじさんとおばさんの聖地みたいになってます。若者が入るには旅行慣れしとかないと難しいのではと思うぐらいおじさんとおばさんしかいない。ロンブー淳が司会をメインを張ってるようなローカル番組で、福岡の屋台に突撃してるような場面が出てきたりしますが、やっぱりおじさんとおばさんしかいません。
見てるのは楽しいよ、そりゃあね。


さて、今回のブログはここからが本番なのです。さっきまでのは前置きね。


メインテーマは、、

太宰府天満宮

です。


西鉄太宰府駅を降りると、まずは自分がさっきまで乗ってた電車の写真を撮りたくなるはず。中には「旅人」っていう太宰府駅へ向かうための専用の車両もあったりして、ますますスマホを構える手が止まらないって感じになります。


改札を抜けると、拝殿への参道が目の前に現れるわけなんですけど、割りといつ来ても人が多いです。


参道に沿ってズラーーーっと並ぶお店を眺めたり、冷やかしながら進んでいくと思うのですが、名物「梅が枝餅」を売っているお店がやけに多いことにすぐに気づくはずです。値段はどこも一緒、味のバリエーションもない、となると何が違うんだろうと疑問符がつくと思います。はい。ぼくも正確には知りません。焼き方とか焼く時間が違うんだろうなぐらいはわかりますが…。いくつか食べ比べてみると、たしかに外側がパリパリしてるものもあれば、全部モチモチなものもあります。食べ比べるのはいいですが、餅なのでノドに詰まらないように気をつけましょうね。



お店が並ぶ通りを抜けたら、あとは拝殿まで一息です。
目を惹く赤色が印象的な渡橋が、まず第一の写真スポットな気がします。そこから見える景色は、ぜひググるなり直接現地に行くなりして見てみてください。



ここから先は神様が関わる領域なので割愛します。




で。


太宰府天満宮にもアレが存在します。

どこの神社にもあるアレです。


社務所


です。

この前天満宮に行ったときは、関係者以外立ち入り禁止と書いてました。いつもそうかは知りません。


場所によっては、社務所でお守りを買えたりします。

大濠公園の近くにある護国神社では、社務所でお守りを買えたり、年に二回そこで開催される蚤の市のフライヤーなどが置いてあったりします。



チラシが置いてあったりするのは割りとふつうかなと思ったりしますが、太宰府天満宮の社務所には、なんとフリーペーパーが設置してあります。



『太宰府自慢』

というタイトルです。


とってもスッキリとしたデザインなのが良いですねえ。

このフリーペーパー、とても手触りの良い紙を使ってます。財布を選ぶ際、革かどうかを重視したりする人がいますね。何年も使いこむほどに味が出るから、なんて理由だと思うのですが、このフリペの紙質もまさしくそういう形容の仕方がふさわしいような、そんな触り心地なんです。


これを持ってる事自体を自慢したくなるような、そんな重みを感じます。


で、肝心の中身なんですけどね。





ボク自身、三号分持ってるんですけど、見返すたびに新たな発見をするんです。

たとえば、最新号である第五号。


毎号、最後のページに編集後記のような形で、制作者の感想だったりが載ってます。

そこでの一文。

“風景に溶け込むように履物を整えに来られた姿が美しくて目に留まった。よく見ると履物は御神前に向かって脱がれた方向のまま(向きを直さない)で揃えられている。”

とあります。


これは、また制作者いわく、

“社殿に上がられる時も出る時も、履物を履くときに神様にお尻を向けた状態にならないようにするために。”

だそうで、そこには文章とともに、まさしく履物の向きを正している神職の姿が写っています。


絵面的には決して華やかな場面ではないこの部分を選んだのも、それに関した文章を書いたのもとても真似出来ないなと思いました。
何気ない姿を撮ることを目標にすると、日常を切り取ろうと意気込んでしまうことが多いからと、普段のルーティンとして確立しているような所作を写すには、自分がそれをルーティンワークだと知っていなきゃいけないからです。
まだまだ勉強が要ります。


このフリーペーパーの特徴は、タイトルにも冠してあるように、いろんな人が太宰府の様々な部分を『自慢』として紹介していることです。

自慢を紹介する人たちは、なにも太宰府在住者や、出身者だけではありません。ももいろクローバーのメンバーが太宰府天満宮で引けるおみくじを自慢していたり、デンマーク出身の芸術家が梅の花などの植物を自慢していたりと、紹介するひともされるモノやコトもとてもユニークでかつ、さまざまです。



また、太宰府天満宮に行くと必ず寄るところがあります。

九州国立博物館です。



最近は鳥獣戯画展がとても人気を博してまして、ぼくも観覧に行こうとしましたが、あまりの待機列に(70分待ち!!!)断念しました…。



そう、神社のすぐ近くに芸術を感じられる場所があるのです。

それはこの「太宰府自慢」でも大いに感じることができます。


たとえば第四号には、「太宰府天満宮アートプログラム」という、天満宮の境内を美術館と見立てて作品を展示するなんともダイナミックな展覧会のことが紹介されています。


アート×神社。

とっても相容れないように感じる両者も、実は共存していると知れるこの太宰府天満宮。まったく掴み所がないな、太宰府天満宮!!!!




おっと…。長くなった…。



というわけでこれくらいにしまして、また「太宰府自慢」に関しては別のブログで色々書こうと思います!!!たぶん!!!!!!




長いな!!それでは!!!!


kikoko
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